山脇益美さん ( 詩人、絶景書店/2013年〜)

2023.05.24
山脇益美さん ( 詩人、絶景書店/2013年〜)

山脇益美さん ( 詩人、絶景書店/2013年〜)

名 前:山脇益美
肩書き:詩人・絶景書店
移住年:2013年
以前の居住地:京都府

・別府に移住したきっかけ
私が別府を知ったきっかけは、京都の本屋で偶然見つけた季刊誌『旅手帖 beppu』です。はじめは数ヶ月ほどの気持ちで訪れたのですが、別府で出会った人たちが面白く、多様な分野のアーティストと近い距離で接することができることにも魅力を感じ、ゆっくり住むことにしました。学生時代から詩にまつわる活動をしており、内側にこもって創作するだけでなく、その土地の風景やにおいから着想を得て書くことができたらと考えていました。別府はさまざまな時代の積層を感じる港町です。私の生まれ育った町とは異なる風土や環境に暮らすなかで、どのような言葉が会得できるのか経験してみたいと考えたのも、移住を決めた理由の1つです。

・別府での生活や創作活動
朝から本屋でアルバイトをして、夕方からは温泉の番台をしています。休日はフィルムカメラを持って散歩をしたり、原付バイクで旅をしたりするのが好きです。2020年に個人詩集『朝見に行くよ』を出版したほか、詩の展示やワークショップをしたり、友人の制作を手伝ったりもしています。

・移住を考えているクリエイター・アーティストへのメッセージ
別府は、自分がやってみたいことに対してチャレンジしやすい町です。好奇心を持って人や町と関わることで、いろいろな可能性が拓けると思います。温泉に浸かれば心も身体も回復しますし、個人的には海を見ながらぼーっとするのもおすすめです。

詩集『朝見に行くよ』

詩のワークショップ