[ALTERNATIVE-STATE] 第5弾アーティスト決定! 中﨑 透の新作巡回型インスタレーション作品を別府市中心市街地にて展開
「世界を異なる形で再生させる旅の入口」というコンセプトで半年ごとに1組のアーティストを別府市に招聘し、4年間で8つの作品を制作するアートプロジェクト『ALTERNATIVE-STATE』。
これまでに4作品 (2022年度招聘作家:サルキス、マイケル・リン/2023年度招聘作家:トム・フルーイン、栗林 隆) を別府市内各所に展開しています。
2024年9月完成予定の第5弾プロジェクトには、現代美術家の中﨑 透を招聘することが決定しました。近年中﨑が手がける、インタビューをベースにその地域独自の物語を紡ぐ手法を用いた巡回型インスタレーションを別府市中心市街地にて展開いたします。
■事業概要
事業名称 | |[ALTERNATIVE-STATE #5](仮称) |
アーティスト | |中﨑 透 |
設置場所 | |別府市中心市街地各所 |
展示開始日 | |2024年9月中旬 (予定) |
料金 | |無料 |
Webサイト | |www.alternative-state.com |
主催 | |混浴温泉世界実行委員会 |
総合プロデューサー | |山出淳也 (Yamaide Art Office 株式会社 代表取締役) |
『ベップ・アート・マンス 2024』参加プログラム/別府市制100周年記念事業
■プランについて
・別府市中心市街地に所縁の深い市民を対象にしたインタビューを起点に、そこから抽出したエピソードをベースに展開される約30点の作品を辿る、巡回型インスタレーション作品。
・インスタレーションには、中﨑が得意とする看板をモチーフにした作品を中心に、立体や壁画など、さまざまな技法が用いられる。
・インタビューは、別府市中心市街地に所縁があり、職種や世代の異なる3名の男女を対象に実施。作品内ではこれらの話者は明示されず、時間軸も順不同だが、すべてを巡ることで、この町に積層する人々の記憶や時間に輪郭を与える1つの物語が浮かびあがる。
・鑑賞者は、複数の視点・時代・記憶から語られたエピソードの断片のような作品を辿りながら、青い鳥を探す物語へと誘われていく。
※2024年5月末時点。制作状況により、内容が変更となる可能性がございます
※今後、本プロジェクトの関連イベントの開催を予定しています。関連イベントは作品の詳細とともに8月に公開予定です
■アーティストについて
中﨑 透/NAKAZAKI Tohru 1976年茨城生まれ。美術家。武蔵野美術大学 大学院造形研究科 博士後期課程満期単位取得退学。現在、茨城県水戸市を拠点に活動。言葉やイメージといった共通認識の中に生じるズレをテーマに自然体でゆるやかな手法を使って、看板をモチーフとした作品をはじめ、パフォーマンス、映像、インスタレーションなど、形式を特定せず制作を展開している。2006年末より「Nadegata Instant Party」を結成し、ユニットとしても活動。2007年末より「遊戯室 (中﨑 透+遠藤水城)」を設立し、運営に携わる (~2021年)。2011年より「プロジェクトFUKUSHIMA!」に参加、主に美術部門のディレクションを担当。近年の主な展覧会に『越後妻有 地の芸術祭 2022』(新潟、2022年)、個展『FICTION TRAVELER』水戸芸術館現代美術ギャラリー (茨城、2022年) など。『Art Fair Beppu 2023』参加 (別府、2023年)。2023年、芸術選奨新人賞受賞。 中﨑 透 公式サイト http://nakazakitohru.com |
参考:過去作品
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キャプション
1.《色眼鏡でみる風景》2020年 撮影:都甲ユウタ
2.《Red bricks in the landscape》2022年 撮影:Naomi Circus
3.『フィクション・トラベラー』2022年 撮影:加藤 健
4.《Ding-dong, ding-dong ~Bells ringing at the bottom of the valley~》2024年 撮影:三嶋一路
5.《沸々と 湧き立つ想い 民の庭》2024年 撮影:加藤 健
■お問い合わせ先
混浴温泉世界実行委員会 事務局 (NPO法人BEPPU PROJECT内) 担当:堀切、久保
〒874-0933 大分県別府市野口元町2-35 菅建材ビル2階
TEL:0977-22-3560 / FAX:0977-75-7012 / E-mail:info@alternative-state.com