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2024年度滞在アーティストによるトークイベント『こんにちは、清島アパートです。~2024~』開催

2024.05.11
2024年度滞在アーティストによるトークイベント『こんにちは、清島アパートです。~2024~』開催

アーティスト・クリエイターの居住・制作の場『清島アパート』居住者によるトークイベント『こんにちは、清島アパートです。~2024~』を開催します。今年度入居が決定した7名のアーティストが、地域のみなさまへのご挨拶を兼ねて、これまでの活動と今後の展望を話します。

■開催概要
2024年度滞在アーティストによるトークイベント
『こんにちは、清島アパートです。~2024~』

[日 時] 2024年6月2日(日) 15:00~16:30
[会 場] BEPPU STUDIO 01 (別府市楠町14-2 財前ビル1階)
『BEPPU STUDIO』とは、アーティスト・クリエイターの別府市での活動を支援するレンタルスタジオです。別府市南部・浜脇エリアの空き物件を改修し、BEPPU PROJECTが管理・運営しています。
[料 金] 無料
[定 員] 30名 (要予約・先着順)
[お申し込み] 下記のいずれかでお申し込みください
1.申込フォーム
https://sgfm.jp/f/konkiyo2024
2.電話:0977-22-3560 (NPO法人 BEPPU PROJECT)
[主 催] NPO法人 BEPPU PROJECT

※会場には駐車場がございません。近隣の有料駐車場をご利用ください

 

■清島アパートとは
別府現代芸術フェスティバル 2009『混浴温泉世界』の会場の1つとして使用されたことにはじまり、会期終了後もアーティストの居住・制作の場としてNPO法人 BEPPU PROJECTが運営しています。『清島アパート』はアーティスト・クリエイター個人の成長や、利用者同士の切磋琢磨の場です。ここから多くの優れた人材を輩出することを目指しています。

■2024年度 居住アーティスト

市村優奈 (いちむら ゆうな) 入居年:2023年〜
ここに年齢などを書いて一体何が分かるというのか。私は作品を通して私の魂をさらけ出しているだけだ。「生とは、自分と自分以外の間にある」これが私の今の答えだ。私の作品は、宗教的に見えるかもしれないし、とても考えのあるものに見えるかもしれない。だが、私の無意識から生まれたそれに深い意味などない。実際にたどりつくのは答えなんてないという正解なのだ。私はあなたとの間にできるそれ⇒生を可視化しているだけなのだ。あ、23歳です。

牛嶋太洋 (うしじま たいよう) 入居年:2024年~
1998年福岡県出身。大学在学中に映像広告会社のインターンシップにおいて、ファッションPV、Webコマーシャルなどの制作を経験する。商業上の宣伝映像という決まった構成や作られたものに馴染めずインターンを辞める。その後福岡県に帰郷。自分の原点を見つめるために身近なものを題材にした短編小説に取り組む。映像制作に移行し、CGと実写映像を組み合わせ、自身の経験と内面を表した作品を発表する。

高梨 麻梨香 (たかなし まりか) 入居年:2023年〜
1995年秋田県生まれ。2023年秋田公立美術大学大学院複合芸術研究科修了。可視・不可視の「かたち」の堆積としての都市を積分的に分析していくリサーチを通して、自ら録音・編集した音を構成していく。ノイズを「不要で排除されるもの」のメタファーとして捉え、慣行や社会構造からみえる排除の構造に着目し、「ノイズ」を主題としたサウンドインスタレーションを展開している。主な活動に『Art Fair Beppu 2023』(清島アパート, 2023) 出展、個展『杳』(club space BUBBLE, 2023) や『ちくごAIR 2022』(九州芸文館/3331 Arts Chiyoda, 2023) への参加など。

東京ディスティニーランド (とうきょうでぃすてぃにーらんど) 入居年:2023年〜
俳優 (主に一人芝居)。最短3分~最長15時間の物語を123作品持つ。観客自身の「のぞみ」と演者の「がんぼう」が合致したときに未知の物語を生み出す即興のふりをした緻密な演劇をしている。清島アパート在住2年目に突入し、自身のアトリエを『夜のバビロン』という名の劇場に改造中。1975年東京生まれ

永井 幸太朗 (ながい こうたろう) 入居年:2023年〜
アーティスト。2000年生まれ。大分県大分市出身。大分県立芸術文化短期大学専攻科造形専攻メディアデザインコース卒業。3DCGソフトを使用しフォトリアルな人間、動物、アニメモデルなどのキャラクターモデルを制作。その他にもイラスト、似顔絵、ジャグアタトゥーなどさまざまなジャンルのアート活動に取り組んでいる。

東 智恵 (ひがし ともえ) 入居年:2021年〜
画家。宮崎県出身。2019年Bath Spa Universityファインアート修士課程修了。帰国後、別府で創作活動をおこなう。伝統的な油彩やアクリルを使用したアナログ画法とともに、デジタル絵画やアニメーション制作にも取り組む。デジタル独自の色彩感覚に影響を受けた現代的な色使いを、物理的な絵画制作にも適用し、実験的なビジュアルを創出する。作者の根底にある日本文化や故郷宮崎の自然、神話、物語を独自に解釈し、これらの概念を視覚化する試みから作品を生み出す。

渡邊李佳 (わたなべ りか) 入居年:2024年~
愛知県生まれ。Glasgow School of Art 大学院ファインアート科修了。2014年に帰国後、名古屋での展示を経て2016年から制作活動を休止。2021年より再開。過去にロンドン、グラスゴー、プラハ、名古屋のギャラリースペース、東京のシェアアトリエで個展、グループ展を実施。特定の場所、文化、出来事に関連するオブジェクトを通じて生まれる帰属意識/非帰属意識についてのアイディアをドローイング、映像、立体作品などに投影し、「移住者と土着者」「他者と自己」など、当たり前にある境界線の残虐さをナイーブな作風で制作、展示する

【お問い合わせ先】
NPO法⼈ BEPPU PROJECT 担当:堀切、久保
〒 874-0933 大分県別府市野口元町 2-35 菅建材ビル2階
Tel:0977-22-3560 Fax:0977-75-7012 E-Mail:info@beppuproject.com