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BEPPU STUDIO 01 でのイベント

2024.04.04
BEPPU STUDIO 01 でのイベント

『BEPPU STUDIO 01』は、アーティスト・クリエイターの活動を支援するため、南部・浜脇地区の空き物件を改修したレンタルスタジオです。2024年4月から7月をトライアル期間とし、8名のアーティストがさまざまなジャンルの表現活動の場として活用します。公開日には、展覧会やオープンスタジオなどのイベントを開催し、会場を一般公開します。どうぞお気軽にご来場ください。
なお、『BEPPU STUDIO 01』の施設詳細および利用申込はこちらをご覧ください。
https://www.beppuproject.com/work/4636

BEPPU STUDIO 01
住所:大分県別府市楠町14-2 財前ビル1階

※公開日以外の利用期間は原則公開しておりません

■SIMON
利用期間:2024年5月7日(火)~13日(月)

公開日
オープンスタジオ
2024年5月12日(日) 13:00~17:00

プロフィール
1997年東京都生まれ、別府市育ち。現在は福岡県を拠点に画家・イラストレーターとして活動。『エイリアンちゃん』というマルチバースの次世代漫画を制作している。藤子・F・不二雄と球体関節人形の第一人者である四谷シモンに影響を受ける。幼少期に抱いていたサンリオやディズニーキャラクターへの憧れを、1990年代のジャパニーズポップと現代のモードとをリミックスした未来的なファンタジーの世界へと向ける。SIMONがアナログとデジタルの媒体を取り入れるのは、故郷の食卓でタブー視され続けている国民性やトランスジェンダー・アイデンティティに関連する、社会文化的境界を解消することへ執着していることと重なっている。

 

◾️ヒライマサヤ、ヤン・コセク
利用期間:2024年5月16日(木)、17日(金)

公開日
展覧会、ライブイベント『ヒライマサヤとヤン・コセクのコラボ展』
5月16日(木) 19:00~21:00、17日(金) 15:00~20:00

2023年からともに音楽制作を続けてきた、別府市在住のヒライマサヤとドイツ出身のヤン・コセクによる初のコラボ展を開催します。ヒライマサヤによる絵画とヤンによるアニメーション作品を展示。5月16日(木) はオープニングライブもおこないます。また、5月17日(金) はライブペイントにあわせて、時折不気味な鐘の音が鳴り響きます。何が起きるか、おたのしみに!!

プロフィール
ヒライマサヤ
1996年結成のロックバンド、マーガレットズロースでボーカル・ギターを担当。九州に移住してからは、ソロ活動をスタート。平井正也BAND、The Old&Moderns、ひょうへんクラブと数々のバンドを結成し、音源を発表し続けている。音楽活動と平行して、絵を描いて個展をしたり、弁当の写真と手紙を展示したり、生活そのものを表現し続ける。

ヤン・コセク
これまで25年間にわたり、ジャズ、ボサノヴァ、フォークのさまざまなバンドやアンサンブルでピアノを演奏。「クラヴィアパンク」(ピアノ・パンク) という独自のジャンルで、シンガーソングライターとしても活動している。「クラヴィアパンク」はフォークやジャズの要素とパンク・ミュージックを組み合わせ、政治的で感情的な歌詞を表現するもの。作詞・作曲のほか、アニメーションやミュージック・ビデオ、小規模なインスタレーションなど、ジャンル横断的な表現にも挑戦している。ドイツ・ドレスデンで15年間過ごし、ドイツをはじめヨーロッパで400回以上のコンサートをおこなう。現在はピアノとウクレレを用い、日々の事柄について自らの考えを表現している。近年は、アニメーション映画の制作にも取り組む。

 

◾️東京ディスティニーランド
利用期間:2024年5月27日(月)~6月1日(土)

公開日
展覧会『夜のバビロン』
2024年5月28日(火)〜6月1日(土) 15:00~21:00 ※6月1日のみ、11:00~19:00

公演のポスターやピンバッチなど、これまで東京ディスティニーランドが制作した造形物を展示します。また、会場内に簡易ラジオブースを設け、随時ラジオ収録と放送をおこないます。超短編の一人芝居もリクエストあれば上演します。

ーーー展示コンセプトーーー
北海道から九州、韓国、フランス、サカルトヴェロなどを旅しながら芝居をしてきた俳優・東京ディスティニーランドは、別府の清島アパートに腰を据え、温泉で魂を洗い流した。
精神的内面を深く掘り下げてきたこれまでの芝居人生の私と、海・山・森・人と会話するようになって別府の黄金経験 (ゴールドエクスペリエンス) を経た私が、何を展示するのか。
部屋の中心にラジオブースを作り、来場者をゲストとしてラジオ放送しながら、展示と会話で自己と他者と生活を見つめる。

なお、会場ではラジオ配信や展示物に対する投げ銭を任意でお受けいたします。金銭でなくても結構です。食べ物、飲み物、会話、本、何もなくても。そもそも訪れるあなたとの出会いと再会が投げ銭です。

プロフィール
2023年度よりアート版トキワ荘・清島アパートに在住。観客の人生と会場の環境によって形を変える演劇らしきものをする俳優。自身の公演のためのポスターなども手がける。別府市末広町清島アパートの自室を改造した小さな劇場のほか、大分市・別府市の27箇所で公演済み。今回で28箇所目になる。

 

トライアル期間の今後の活用については、随時更新いたします。

 


 

終了したトライアル企画

■下野薫子
利用期間:2024年4月12日(金)~15日(月)

公開日
展覧会『BEPPU STUDIO 01での構成』
2024年4月13日(土) 15:00~18:00、14日(日) 13:00~18:00

プロフィール
東京都出身。武蔵野美術大学油絵学科卒業。大学卒業後、デジタルの絵画作品を制作し発表する。国内各所、フランスなどさまざまな場所を経て、2020年別府に移住。現在、インスタレーション、詩と陶芸、音楽などさまざまな手法を用い作品制作をしている。バンド『空間』(@kuukan_official) でも活動をしている。

 

■安部沙保里
利用期間:2024年4月15日(月)~23日(火)

公開日
オープンスタジオ
2024年4月21日(日) 13:00~17:00

プロフィール
大分県生まれ。別府大学文学部芸術文化学科絵画表現コース研究生課程修了。大学卒業後、大分県内を拠点に絵画作品を制作。暮らしのなかで、制作に繋がるインスピレーションを得る。川のかがやく水面や、心象風景、自らが撮影した風景の写真などをイメージのきっかけとし、油彩作品やドローイング作品を制作している。主な個展に『どこかでいつか、かいだ匂いだ』(art space baku、福岡、2023年)、『結ばれる様相』(605gallery、東京、2023年) など。主なグループ展に『東アジア文化都市2022 日中韓現代作家交流展 inOITA』(大分県立美術館、大分、2022年)、『みちの歩き方 路上の観察者たち』(大分市美術館、2022年) など。