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2025年度滞在アーティストによるトークイベント『こんにちは、清島アパートです。~2025~』開催

2025.05.13
2025年度滞在アーティストによるトークイベント『こんにちは、清島アパートです。~2025~』開催

アーティスト・クリエイターの居住・制作の場『清島アパート』の居住者によるトークイベント『こんにちは、清島アパートです。〜2025〜』を開催します。地域のみなさまへのご挨拶を兼ねて、今年度入居が決定したアーティストより、自身のこれまでの活動とこれからの展望をお話しします。

■開催概要
[日 時] 2025年6月8日(日) 15:00~16:30
[会 場] カトリック別府教会 1階 講堂 (別府市末広町1-14)
※清島アパートの向かいにある教会です。
※お車は近隣の有料駐車場をご利用ください。
[料 金] 無料
[定 員] 40名 (要予約・先着順)
[参加アーティスト]
下浦萌香 / 東京ディスティニーランド / 永井 幸太朗 / ナカバヤシアリサ / 東 智恵 / 平 多那緒 / 渡邊李佳
※Tristan Tenneryは8月入居予定のため本イベントには参加しません
[聞き手] 中村恭子(NPO法人BEPPU PROJECT 代表理事)
[主 催] NPO法人 BEPPU PROJECT
[協 力] カトリック別府教会

 

■お申し込み方法
開催前日までに電話または専用フォームよりお申し込みください。

(1) 専用フォーム:https://sgfm.jp/f/konkiyo2025
(2) 電話:0977-22-3560 (NPO法人 BEPPU PROJECT)

 

■清島アパートとは
別府現代芸術フェスティバル 2009『混浴温泉世界』の会場のひとつとして使用されたことにはじまり、2010年よりNPO法人 BEPPU PROJECTが運営する、アーティストの居住・制作の場です。アーティスト・クリエイター個人の成長や入居者同士の切磋琢磨の場となり、ここから多くの優れた人材を輩出することを目指しています。

 

■2025年度滞在アーティスト

下浦萌香 (しもうら もえか)
入居:2025年~
共通の目的や地域などによって結びついた人々が集まる場に関心を持ち、その場に刻まれた記憶と鑑賞者の個々の記憶が交差し共鳴する作品を展開している。また、2021年5月から制作の傍ら、大阪府藤井寺市にてアーティスト・ラン・スペース『デラハジリ』の運営を開始。土師ノ里エリアコミュニティに積極的にアーティストを紹介し、ネットワークづくりや、地域の人々と協働できる機会を提供している。


東京ディスティニーランド
入居:2023年~
吟遊詩人。東京出身。舞台俳優、旅芸人を経て別府に。最短1分~最長15時間の一人芝居を123個持つ。観客の「望み」と演者の「願望」が奇跡的に合致して即興の物語を生み出したり大失敗したりする。清島アパートのアトリエを改造し「今夜は夢を見ないで劇場」と命名。そこに観客を呼んで上演するのが主な活動。好きなガンダムは∀。


永井 幸太朗 (ながい こうたろう)
入居:2023年~
大分県大分市出身/大分県立芸術文化短期大学専攻科造形専攻メディアデザインコース卒業。女性の表情や仕草への関心を元に架空の人物をモチーフとしたデジタル画を制作している。また、イラスト、ジャグアタトゥー、似顔絵、キャラクターデザイン、法延画、3DCGモデリングなど幅広く活動している。


ナカバヤシアリサ
入居:2025年~
東京都生まれ。森や川のような滲みに、人の傷や不条理を重ねて描く。作品には風景や植物が登場し、声なき痛みを静かに映し出しながら、他者の状況に想いを巡らせるきっかけとなる絵画を目指す。近年は“どこから来てどこへ行くのか”という問いに関心を寄せる。主な個展に「project N」(東京オペラシティ/2024)。神奈川の共同スタジオでも制作中。


東 智恵 (ひがし ともえ)
入居:2021年~
大分を拠点に活動する画家。2019年、バース・スパ大学にてファインアート修士課程を修了。女性像や植物を主題に、記憶や時間、存在の揺らぎを探求する。滲みの技法や繊細な色彩を用い、変化の本質を描くことを試みる。描く行為を通じて自己を内省し、鑑賞者の思索を促す場を生み出す。


平 多那緒 (ひら たなお)
入居:2025年~
2002年よりオーストラリアに移住、2024年に帰国。日常に潜む無意識にかたちづくられていく「個」と、自律的に立ち上がる「個」の間に揺れ動く〈わたし〉の輪郭に関心を寄せる。変わらない、そして変わり続ける自己と環境のかけらを拾い集め、仮面や装飾、オブジェ、写真や映像などを通して「自己とは何か」を探る。


渡邊李佳 (わたなべ りか)
入居:2024年~
愛知県生まれ。帰属意識/非帰属意識についてのアイディアを映像、立体や参加型作品などに投影。私的な体験から着想を得て「移住者と土着者」「他者と自己」など、当たり前にある境界線の残虐さをナイーブな作風で制作、展示する。


Tristan Tennery (とりすたん てねりー)
入居:2025年8月〜[予定] *本イベントには参加しません
米国オクラホマ州出身のビジュアルアーティスト。アート・チューデンツ・リーグとライダー・スタジオで学び、現在はニューヨーク市ブルックリンを拠点に活動する。油彩やドライメディアを用いた具象作品を中心に制作しており、多く手がける人物画には表現主義への関心が反映されている。ジョン・シンガー・サージェントやエゴン・シーレ、アルベルト・ジャコメッティらの作品に影響を受けている。

【お問い合わせ】
NPO法人 BEPPU PROJECT (担当:久保、村田)
〒874-0933 大分県別府市野口元町2-35 菅建材ビル2階
E-Mail:info@beppuproject.com
Tel:0977-22-3560 Fax:0977-75-7012
営業日:月~金 9:00~18:00